top of page

働く世代の60%が腰痛予備軍?コロナ禍で体の不調を抱える人が増えていることについて

普段、病院やクリニックで勤務するセラピストが担当する方々は、高齢者や症状が重症化してやむを得なく通院している方が多数いらっしゃいます。


ですが、ポケットセラピストが対象とする方は、働きづめで通院できなかったり自分で症状を何とかしようと思っている方なので、いまいちサポートするイメージがつきにくいかもしれません。


ただ実際、私たちが対象とするユーザーの中でも腰痛にお悩みの方は非常に多いです。


今回はどんなユーザーを担当するのかイメージしていただくために、働く世代の人口規模や腰痛持ちの方がどれくらいいるのか、コロナ禍での体調の変化について解説します。


働く世代の人口規模


働く世代を言い換えると生産年齢といい、生産活動ができる15歳以上65歳未満の15~64歳を指します。


総務省における国勢調査では、令和3年3月時点での生産年齢人口は約7,400万人で、日本人人口は約1億2,000万人なので、約60%がここに含まれることになります。(※1)


また、同じく総務省における国勢調査では、15歳以上の人口から非労働力人口を引いた働く意思と能力を持つ労働力人口は、令和3年8月時点で約6,900万人とされています。(※2)


これらから考えると、働く世代の人口規模はおおよそ人口の50から60%ということになります。


ポケットセラピストで対象となるユーザー規模はかなり多いことが分かります。


働く世代の60%が腰痛持ち


令和元年における国民生活基礎調査では、病気やけが等で自覚症状のある者(有訴者)は人口千人当たり302.5人(有訴者率)で約30%を占めます。(※3)


そして、有訴者率を症状別に見ると、腰痛は男性で1位、女性で2位となっており、どちらも有訴者の約30%を占めるほど多いことが分かります。


また、厚生労働省による業務上疾病発生状況等調査では、腰痛が全職業性疾病のうち約60%を占めています。(※4)


腰痛は人口全体における病気やけがで見ても、勤労者で見てもかなり多いことが分かりますし、今は症状がなくても将来的に腰痛を発症する方も多いことが予測されます。


ポケットセラピストでも腰痛を抱えるユーザーは多いですが、普段から腰痛の患者さんを対応しているセラピストが存分に活躍できるチャンスとも考えることができます。


コロナ疲れによる体調の変化


日本では、2020年の1月に国内第1号となる新型コロナウイルス発症者が出てから今日まで約2年半が経過しています。


都心部を中心に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などで自粛生活を余儀なくされていますが、「コロナ疲れ」や「コロナうつ」という言葉も聞かれるようになりました。


20から34歳と65から79歳のそれぞれ500名ずつの計1000名に対する調査では、どちらも巣ごもり生活に疲れを感じる人は約70%も占めています。(※5)


腰痛をはじめとする慢性的な痛みには、身体機能や構造の問題だけではなくてストレスなど心の問題も関係することが分かっています。


今の時代はストレスを感じている方が非常に多いので、心のケアも含めて腰痛に対する対策をサポートすることが求められます。


腰痛などの身体の不調や心の疲れをサポートする医療従事者(セラピスト)を募集


ポケットセラピストでは、初期研修や継続的な教育体制、ガイドラインも用意されていますし、腰痛の最新のエビデンス資料や分からないことがあればすぐに質問できる環境も整っています。


心のケアはちょっと自信がないという方でも安心してください。


職場での臨床でも必ず活かされること間違いなしなので、是非ポケットセラピストで一緒にサポートしてみませんか?