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ポケットセラピストに向いている人の特徴3選!


ポケットセラピストってどんなサービス?



ポケットセラピストはオンラインビデオ面談やチャットでの健康相談を通して、カラダの痛みやその先の課題の解決を目指すサービスです。


カラダの痛みの中でも​腰痛は国民の有症率が1-2位の症状ですが、実際に医療機関などに訪れるのは全体の20%とも言われています。


つまり5人に1人しか、適切なサポートを受けられていません。働き詰めで治療に通えなかったり、自分で治そうとしてるけど上手く行かない、など困っている方が多い状況です。

ポケットセラピストは、そんな『頑張り世代』のユーザーに手を差し伸べるためのサービスです。


そんなポケットセラピストに向いている人とは?

一言で表すならば「恋愛上手」


99%の人が「どういうこと?」と思われたところでご説明すると、ポケットセラピストは

対面診療とは異なり、画面を通したコミュニケーションのみでサポートを行います。


そのため手技的テクニックよりも、1体1のコミュニケーション能力の重要度が高くなります。今回はその中でも大切な資質を3つに分けてご紹介します。


 ・共感し、寄り添える人

 ・聞き上手な人

 ・プレゼント選びが得意な人


共感し、寄り添える人

臨床現場で働いている(または経験がある)セラピストには人の役に立つことをやりがいに感じる他者貢献的な方が多いので、すでにこの資質を持っている方が多くいます。


ポケットセラピストに参加されるユーザーは痛みに付随する様々な辛い体験をされてきています。他人に理解してもらえない辛さ、あらゆる情報を参考にしているのに一向に良くならないことへの落胆、状況がいつまでたっても変わらないことによる不安、様々な感情を胸に秘めています。


献身的なセラピストはすぐにでも手を差し伸べて助けたくなります。ですが、それよりも大切なのは相手の気持ちをまず受け止め共感すること


『このセラピストなら自分のことを分かってくれる』、労働者のポケットの中にいて、寄り添うような安心感を与えることが重要です


これまで痛くても立ち止まらず歩み続けてきたユーザーの苦労を受け止め、また持って歩み始めるための準備をしましょう。



聞き上手

臨床場面で「あなたは~なので、ストレッチをしてくださいね!」と説明しても「なかなか行動に移してくれない...」そんな経験をしたことはありませんか?


ポケットセラピストでも肩こりや腰痛対策エクササイズをお伝えすることがありますが、継続して実践していただくための工夫があります。それは相手のことを良く知るために「聞き上手」になりきることです。


というのも、人が行動を意識してから実行に至るまでには「見えないバリア」がいくつも存在し、これを上手に聞き出した上で対策する必要があります。


ただ、初めから的確に引き出すのは至難の業なので、今回は見えないバリアを上手に引き出すために“CREATEファンネル”というフレームワークをご紹介します。

CREATEファンネルでは人が行動に至るまでの過程を6つに分けています。


 ①Cue:行動へのきっかけ

 ②Reaction:直感的な反応

 ③Evaluation:論理的な判断、費用対効果

 ④Ability:実現可能か?

 ⑤Timing:今できるか?

 ⑥Execute:行動!


これを「ストレッチが続かない人」で考えると以下のようになります。

 ①Cue:ストレッチの紙を見つける

 ②Reaction:うーん、めんどくさいし痛いんだよね、、

 ③Evaluation:柔軟性が上がる< 何もしない

 ④Ability:ストレッチするには部屋を片付けないと

 ⑤Timing:今はゆっくりしたいしなぁ

 ⑥Execute:後でしよう


皆さんはどの過程がバリアだと考えるでしょうか。

相手の話をよく聞いてみると「どのステップで躓きそうか?」「どうすれば行動に繋がるのか?」という行動を変えるヒントがたくさん隠れています。

また「聞き上手」になると、相手が安心して自然と自分のことを話してくれるようになり、信頼関係を構築するうえでも重要なポイントです。







プレゼント選びが得意

プレゼントは相手が欲しているものを理解し、また感動を与えることが重要です。

ポケットセラピストでのプレゼント=ご提案で、“感動”はユーザーを突き動かす原動力になります。





感動はどのように生まれるのか?

結論からお話しすると、感動は期待値と結果の差分から生まれます

少しお堅い話なので例え話で説明します。


ある休日、友人と会う予定の前に少しだけ時間があったので、駅前のうどん屋さんに行きました。きつねうどんを注文してから待ってもなかなか届きません。10分経ち、ようやく出てきました。


あなたは「もう来ない!」と思うかもしれません。これは駅前うどんに対して“早く食べられる”という期待値があるからです。にも関わらず“遅い”という結果に失望しています。

対してオシャレなイタリア料理屋で、10分で料理が出てくれば“早いな!”と感動体験になっていたかもしれません。これが期待値と結果の差分によって生まれる感動です。




ポケットセラピストでも様々な期待や想いを抱えたユーザーが参加します。その時にユーザーの期待値を的確に把握している必要があります。そのため「このポケットセラピストの取り組みの中で、どのような結果が得られれば~さんにご満足いただけますか?」と何に期待値や満足点を持っているのか率直に確認しておくことも重要です。


より大きな感動を生むためには?

感動を生むためには予測されている期待値だけを把握していればいいわけではなく、予測されていない、相手の無意識下にある期待値も知っておく必要があります

先ほどの駅前うどんの場合、速さ以外の予測される期待値として、安さ、美味しさなどが上げられます。反対にお洒落さや丁寧さに期待して来店している人は少ないのではないでしょうか。


ですが、何気なく入店した駅前うどん屋が小綺麗で「いらっしゃい!」と素敵な挨拶で迎えてくれたら、味がそこそこであっても「また来ようかな」と思ってしまいます。


実は予測されていない期待値は工夫次第で簡単に期待以上の結果を出せる、つまり感動を生み出せるポイントです。ただし相手が求めていない要素をいくら出しても、感動は生まれないので相手のことを良く理解している必要があります。




以上、相手に寄り添い、良く知り、より良いプレゼント(提案)をするというポケットセラピストとして重要な3つの資質をご紹介しました。

もしも今「出来ていないな」と感じていても、これらの資質はこれから習得できるスキルばかりで、ポケットセラピストの活動を通して身につくスキルでもあります


これから益々デジタル化していく社会の中で、ポケットセラピストは人間にしかできない暖かさを持ち、オンラインだからこそ孤独な痛みに悩む人に寄り添うことができるサービスです。


ですが、まだまだサポートするセラピストが足りていません。痛みに関わる医療専門職(理学療法士 、作業療法士 、医師 、柔道整復師、鍼灸師)であるみなさんの力が今まさに必要です。

一人でも多くの人をハッピーに、イキイキと活躍できる世界を一緒に作りましょう。


下記URLよりポケットセラピストの活動をお見せします。

サポートに興味がある方、これからのセラピストに必要なスキルを身につけたい方、予防領域やデジタルヘルスに関心がある方も是非ポケットセラピストの世界を覗いてみてください。





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