自らの支援がオンラインのエビデンスを構築する一助になると考えるとやりがいを感じる
1. 普段はどんな活動をされているのでしょうか?
民間病院の回復期病棟で勤務しており、介護予防事業や生活習慣病運動指導においても関わりを持っています。
また、リハ系の保健学修士課程に在学しており、健康支援(フレイル)に関する研究を実施しています。
2. ポケットセラピストを始めたきっかけはなんですか?
元々、介護予防領域を専門として活動を行ってきました。修士課程で学習する内に、領域の幅を広げた健康増進・産業保険分野での理学療法士の活躍の可能性を認識し、その中で社会問題である腰痛に対する関与の必要性を感じた事がきっかけです。
また、近年ヘルスケアとテクノロジーの融合が積極的に行われていますが、これらを活用して社会貢献できるビジネスモデルを現場レベルで実感して、貢献する良い機会であると感じました。
3. ポケットセラピストのやりがい、面白い点、スキルアップにつながった点などはありますか?
まず、セラピストが従来から実施する対面(Face to face)での介入方法ではなく、オンラインでのやりとりであるため、インターネットコミュニケーションスキルの向上、スキルアップの必要性を感じました。
また、ポケットセラピストはかなりエビデンスの基づいたサービスを実施されています。一方で、オンラインでの腰痛対策は先行的な取り組みです。従って、腰痛におけるエビデンスを使用するだけではなく、自らの支援がエビデンスを構築して生み出していく一助になると考えると、とてもやりがいを感じます。
4. ポケットセラピストと仕事の両立はどうしていますか?
私は、日中は病院勤務、業務後は大学院授業・研究の生活が中心ですが、①仕事前の朝、②昼休憩、③授業前後のすき間時間に実施しています。
メッセージの送付はスマートフォンで対応可能なので、いつでもどこでもユーザーとやりとりできることから利便性を感じています。
5. ポケットセラピストに興味のあるセラピストの方々へのメッセージをお願いします。
セラピストとして専門性の引き出し方は多種多様ですが、すき間時間を利用して社会貢献できることに魅力を感じています。
また、エビデンスを実践に生かすための方法論や資料を提示してもらったり、SNS上でシステムの確認や難渋症例の相談を実施できるため、フォローをしてもらう環境も充実しています。
腰痛、産業保険分野で貢献できる事はもちろんですが、ヘルスケアとテクノロジーを活用してサービスを提供できる良い機会であると思います。
Comentarios